運動と発育・成長。JSPO-ATとして整骨院院長として
引用元より
「ある中学校では、50メートル走のタイムを計測していたところ、走り始めた子どもが20メートル付近で転んで動けなくなったそうです。病院で調べると、股関節のはく離骨折が確認されました。転んで骨折したのではなく、走るときの筋肉の収縮に骨が耐えきれず、筋肉に引っ張られて骨の一部がはがれてしまい、そのために転んだというのです。」
この原因、私は4つの視点で考えました。
1.骨の弱化
2.筋発達に骨成長が追いついていない
3.不適切な走動作・フォーム
4.協調性の低下(coordinationの低下)
引用元に出てくる生徒の、
様々な背景や身体状況が分からないので、
何とも言えませんが、
1.
整形外科にて検査を受けるべきでしょう
(骨密度の低下や成長障害も視野に入れて)
2.
仮に、筋が適切かそれ以上に発達していれば、それは悪い事ではないのでATやPTなどが、1.を仮説に状態を精査し、然るべき措置を行うべきだと思います。
3.
仮に1.と4.に問題が無ければこの例は動作改善で解決に導けると思います。悲観することは少ないと考えます。
4.
仮に1.に問題が無ければ、走る以前に日常生活動作から協調性の点から見直さねばならないと思います。実は簡単では無く改善まで時間を要することだと思っています。
以上が引用元の前半を読んだ感想です。
1.〜4.をより適正に近づけるには身体に関する様々な学問の他に、
社会環境についても思考・着手しなければならないと感じています。
ただの「運動不足」で片付けるのは平成までにして、
・都会でも出来ること
・田舎でも出来ること
・専門家がいる場合の指導内容
・専門家がいない場合の指導内容
まで踏み込んで思考・実践・評価をしたいな。と、
JSPO-ATとして、柔道整復師として、
トレーニング指導資格者として思っています。
身体を思うがままに動かすことの素晴らしさ
これは保有資格の垣根を越えて、
思考・実践・評価を行い続け一人でも多く、
この素晴らしさを享受出来るようにせねばならないと思っています。
まだまだやる事はあります。
これからもやる事はあるはずです。
これまでの慣例、前例を鑑みた上で、
人間の構造や機能の変化に対応出来る者で無ければならない。
引用元を読んで私はこう考えました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190316-00010000-yomonline-life